ワーホリのための世界一わかりやすい英語履歴書の書き方

この記事では私が実際に使っている履歴書を例に使いながらオススメの履歴書の書き方を説明します。

はじめに

オーストラリア(カナダ、ニュージーランドも)の履歴書の書き方はフリースタイルです。

日本の履歴書のように専用の用紙を買って手書きして、という規定はありません。

履歴書を作成する場合はWordなどを使ってパソコン上で作るのが基本です。

名前や連絡先、職歴など履歴書としてこれは入れたほうが良いというものはありますが、何を書くかは基本的に自由です。

また、今回の履歴書はオーストラリア向けに書いていますが、カナダ、ニュージーランドなどの他の国でも同じスタイルを使うことができます。

*ここに載せている履歴書の書き方はワーキングホリデー利用者や留学生がアルバイトを探す用のものです。フォーマルな仕事探しには向かないのでご注意ください。

オススメの構成

こちらが私が実際に使っている履歴書です。宿泊施設のレセプショニストのポジション用に作成しました。

本気履歴書なので分量多め。3枚あります。

(携帯画面では見にくいのでパソコンなどの大画面で見ることをオススメします。)

1枚目

2枚目

3枚目

内容は大きく分けて6つ。

  1. Personal Detail(個人情報)
  2. Personal Attribute(自分について)
  3. Work experience(職歴)
  4. Skill(スキル)
  5. Reference(推薦)
  6. Education(学歴)↓以下、各部分の説明です。

↓以下、各部分の説明です。

1 Personal Detail(個人情報)

まず一番上に、見やすいように自分の名前や連絡先などの情報を載せます。

①名前
②電話番号
③e-mailアドレス
④住所

を入れれば十分です。

顔写真を貼ることについて

日本では証明写真を貼るのが一般的ですが、オーストラリアでは外見上の理由での差別をなくすために、採用側は履歴書上でプロフィール写真を要求することは禁止されています。

ただ、やはり見た目も大事なアピールポイントであるのは間違いありません。

写真を送って欲しいと要求するのはダメですが、応募者自らが自分の顔を公開することは問題ありません。(もちろん自己責任)

経歴や人柄を文章に載せることは大事ですが、顔から伝わる情報も偉大です。また、カラーの顔写真をつけることによって自分の履歴書を目立たせ、印象付けることもできます。

*履歴書に写真を貼ることは差別を促進させるとして賛否両論あります。自分でよく考えた上で貼りましょう。

2 Personal Attribute (自分について)

Attributeとは日本語で特性という意味です。

ここでは自分の長所、仕事についてどんな考えを持っているかなど、自分のアピールポイントを前面に出して書きます。

当たり前のことでも良いので、自分について何かキーワードを10個ほど思い浮かべて見てください。

私の場合はレセプショニストとして
honest, hard working, working unsupervised or in a team, friendly, approachable, good and fast learner, punctual, Japanese, English, objectivity
などを使いました。

思い浮かんだキーワードを盛り込みながら、短すぎないように、「私ってこんな人ですよ!」と自己アピール文を書きます。

今までやってきた職務経験も大事ですが、採用者はひととなりも重視します。みんな感じの良い人と働きたいものです。

ここに書く内容は自分のやりたい職業に合わせつつ、自分自身のことを盛り込んでいくと効果的です。

短くかつ的を得て書かなければいけないので、できれば英語ネイティブの方に手伝ってもらった方が良いと思います

3 Work Experience(職歴)

さて、次は職歴。

働くために履歴書を出すのだから、今までの働いた経験をアピールするのはとても大切です。

特にオーストラリアは経験社会

自分たちで1からトレーニングしたくないので、すでに経験があって自分で色々できる人を好みます。

皿洗いや、ウェイトレスなど、比較的誰でもできそうな仕事であっても「エクスペリエンス(経験)は?」と聞いて来るのがオーストラリア流です。

なので、ここでしっかりアピール!

以下内容を詳しく見て行きましょう。(一番上の職歴をクローズアップします)

会社名:場所:働いた期間
ポジション名
実際にやった仕事内容をイメージできるように3つほど説明
どのような職場で、自分がどのような経験・貢献をしてきたか

の順で書きます。

ここでのポイントは

で自分ができるベーシックな仕事をアピール
で自分を採用するメリットを提示する

ことです。

私の場合(一番上の職歴)

で宿泊施設のスタッフとしてどのポジションでも働けること
でただのレセプショニストではなく経営にもタッチしていたこと、他の従業員の仕事の質の向上に貢献したこと

をアピールしました。

その後、関連のある職業を続けて同じようにいくつか書きます。

職歴の数は用途に合わせて

・配り歩く用のものには一枚に収まるように載せる職歴数も減らし、内容も少し簡潔にします。
・メールに添付する用のものには少し分量は多くなっても良いので、しっかりとアピール。その仕事にふさわしい職歴の内容は特にボリューミーに書きます。

今回の履歴書はメールで添付するものなので5つ載せました。

並び順はアピールしたい職業を上の方に持ってくると良いです。日本のように時系列で並べる必要はありません。

今回の履歴書だと

・オーストラリアでレセプショニスト
・ニュージーランドでレセプショニスト
・日本でコンシェルジュ
・オーストラリアでウェイトレス
・オーストラリアで漁師

私はオーストラリアでのレセプショニストと、狙っている職種と全く同じ経験があるのでそれを一番上に。

上3つは似たような仕事だったのでそれぞれ違ったアピールポイントを与えて色々なことができることをアピールしました。

最後の2つはレセプショニストあまり関係のないので内容は手短に①〜③だけ書いては飛ばしました。
オーストラリアでの関連する職歴が少ないのでウェイトレスと漁師ですが付け足しました。

4 Skill(スキル)

次は実際に使えるスキルを書きます。

自分のやりたい職業に関わる免許や資格、使えるツールなどがあれば是非書きましょう。

もし特記することがなければ、今回の履歴書のようにベーシックなものを書いて埋めるか、飛ばしても構いません。

5 Reference(推薦)

Reference(推薦)のシステムは日本ではあまり見かけないので馴染みが薄いかもしれませんが、オーストラリアでは重要なパートを占めています。

雇用する側もいい人材を雇いたいもの。しかし、紙面だけではその人がどんな働きぶりをするのか判断できません。そこで、判断材料にするのがreferenceです。

referenceには

①referenceしてくれる個人名
②その人の役職
③電話番号

を入れます。

採用担当者はreferenceを見て実際に電話をかけることがあります。また、かけることがなくても、referenceに名前を入れておくだけで「この人は推薦されるくらいしっかり働く人なのだな」ということがアピールできます。

前職の上司などの電話番号を載せる場合は必ず許可を取りましょう。勝手に載せていいものではありません。仕事上でのパフィーマンスが良く、きちんと手順を踏んで退職していればNoとは言わないはずです。

また、日本でのreferenceは元職場に英語が話せる人がいる場合のみ付け加えましょう。

6 Education(学歴)

学歴は職種に関係する学位を持って入れば何を学んだのかしっかり書きましょう。私の場合は特にないので、英語に関する学歴を場所を取らない程度に入れています。特になければ最終学歴のみで大丈夫です。

 

***

ここからは履歴書を1枚作り終えたあとに工夫したいポイントです。

履歴書を職種別に作ろう

自分がやりたい職業がいくつかある場合、それぞれ別の履歴書を作っておくことを強くオススメします

どんな簡単な仕事でも、その仕事に適したアピールをする方が効率的です。

同じ個人なので履歴書の内容は似た感じになりますが、Personal Attribute(自分について)を書き換えたり、職歴を関連するもの順に並び替えたり、あまり関係のないものは削ったり、色々と工夫できるはずです。

用途に合わせて履歴書をデザインしよう

オーストラリアでの仕事の探し方は

①ウェブサイト上の求人にメール/応募用紙でアプライする
②実際にお店に自分の履歴書をドロップする

の2通りがあります。

①のメールに添付する用の履歴書は分量は多くとも、色を使ってわかりやすく、目に優しくまとめると良いです。
②の配り歩く用の履歴書一枚の中にコンパクトに納めると受け取る側が見やすいです。(コピー代も削減できます)

配り歩く場合でも本命の職場にはカラー印刷したものを持っていくと、他の応募者と差別化できます。

本命の働き先にはカバーレターを付けてみよう

フォーマルな履歴書にはカバーレターを付けるのが一般的です。

カバーレターとは履歴書で書ききれない自分のアピールポイントを補うためのものです。
履歴書がある一定の職業間で使いまわせるのに対し、カバーレターはアプライ先ごとに、一番効果がある形で書き直します。

アルバイトのようなカジュアルなシーンではあまり見かけませんが、逆にみんな付けないから、付けると他のリクルーターと差を付けることができます

履歴書の前に付けるものなので、一番目に着き、カバーレターの内容が良ければ履歴書も見てくれるでしょう。またカバーレターがあることによって、どこでもいいのではなく、ココで働きたい!という熱意を伝えられます。

履歴書の内容を根拠にする形で、どうして自分を採用する価値があるのか、どうして自分がそのポジションに向いているのか、思いっきりアピールしましょう。

アプライ先全てにカバーレターを付ける必要はありませんが、この仕事はどうしても掴みたい!というときは、ちょっと時間をかけてでも付けることを強くオススメします。