ワーホリの渡航先、パースとメルボルンを比較してみた

こんにちは。メルボルンからワーホリ情報を発信するtakumiko@kangaroo_days )です。

今回はパースとメルボルンをワーホリ目線で比較してみたいと思います。

 

私はオーストラリアに渡航する前、渡航先をメルボルンかパースで迷いました。

アートな街もいいけど、せっかくオーストラリアに行くんだから田舎でちょっとゆっくりしたい気分も。。と悩みました。

結果、最初の1年半をパースで過ごし、途中でメルボルンに移住して、もう今は半年くらい住んでいます。

 

メルボルンはワーホリ人口も多いので情報もたくさん出ているのですが、パースはワーホリブログなども少ないので、全然ワーホリのイメージができませんでした。

正直にいうと、私がこの記事読みたかった!!!笑

 

結果的にいうと、私は断然パースでの暮らしが好きなのですが、あくまでこれは比較記事なのでできるだけ客観性を保つように努めます。(がんばります)

この記事では基本情報仕事の3つのカテゴリーで比較してみました。

基本的には各都市の市街地を中心に生活することを前提としています。(一口にパース・メルボルンといっても、どこで生活をするかによって雰囲気は全然違ってくるので)

これからオーストラリアに行くという人だけではなく、「メルボルン→パース」または「パース→メルボルン」の移動を検討中の方にもぜひ参考にしてみてください。

以下に続く比較はあくまでメルボルンとパースの2都市でのワーホリ生活を比べたものです。そして、できるだけ一般化した話をしますが、あくまで一個人の体験を元にしていることを忘れずにお読み下さい。

基本情報

地理・街の雰囲気

まずは念のため、パースとメルボルンの位置を把握します。

パースはオーストラリアの西海岸に位置し、街の特徴としては人口が少なく(人口230万人)、都市部がかなりコンパクトです。

高層ビルなど近代的なものもありますが、メインとなるストリートは2本ぐらいしかないく、全体に地方都市感が強いです。穏やかで分のんびりしています。

(パースCBD)

周辺の近い観光地としては、フリーマントルという港町(私はここに住んでいました)、ロットネスト島(クオッカというピカチューみたいな生き物で有名)、スカロボビーチなどがあります。泳げるビーチが近く、ビーチからインド洋に沈む夕日を眺めたりなんてこともできます。

少し離れた場所には、ロッキングハム(イルカと泳げる)、スワンバリー・マーガレットリバー(ワイナリーで有名)、ピナクルズ(火星のような奇岩群地帯)、ランスリン砂漠、ウエーブロック(アメリカのthe waveみたいな岩)。またアウトドアが楽しめるできるナショナルパークなどがあります。

西オーストラリアには、北に行けばシャークベイ(イルカやジュゴンの生息地)、エクスマウス(ジンベイザメと泳げる)、ブルーム(ラクダにのって浜辺を歩くシーンが有名)、カリジニ(壮大な渓谷)、南にはエスペランス(ピンクレイクで有名)など美しくユニークな自然があります。

が、いかんせん、遠い。飛行機も出てますがお値段がすると言う印象です。

のんびりした雰囲気が心地いいですが、都市部が小さいのでショッピングやお食事などの街遊びがあまり充実していないのと、周りの観光地が全体的に遠いのがネック。

個人的には車を持っていた方が楽しめるかなと思います。

 

メルボルンは反対側の東海岸で、オーストラリア随一の大都市です。人口は450万人とも呼ばれ、人口密度としてはオーストラリアNo.1だそうです。*1

街自体も大きく、経済地区であるCBD内ではトラムで移動したりします(歩いてでもいけますが、結構遠い)。CBD外にも栄えている街が多く、全体的に都市の規模が大きいです。

コーヒーやアートで有名なように、街では文化的な活動が盛んで、週末にはイベントなどもよく開催され、賑わっています。

(メルボルンCBD)

メルボルンCBD自体も歩いていて楽しいのですが、電車やバスで行ける範囲内に、セント・キルダビーチ、Brunswick・Fitzroy(おしゃれなカフェや古着屋さんで有名)、少し遠出してGeelong・Ballat・Bendigo(ゴールドッシュ時代に栄えた街、ヨーロピアンな可愛い街並み)などがあります。

車を使えば、グレートオーシャンロードやフィリップスアイランド(野生動物で有名)、グランピアンズ国立公園やアルパイン国立公園など見所の多い自然へアクセスできます。

また東海岸は多くな都市が多いので、シドニー、キャンベラ、ブリスベン、タスマニア、アデレードなどへのアクセスが良いです。ニュージーランドも比較的近いです。

街全体として都市としても、自然という側面でも見所が多いのでお出かけするのが楽しいですが、パースと比べてどこも人で溢れかえっているのがちょっと残念です。

気候

メルボルンの方が少し下かなぐらいで、緯度にはあまり違いは無いように見えますが、気候は結構違います

パースの気候

  • 夏は晴天日が続く
  • 冬は雨が多い
  • 冬は以外と寒い

メルボルンの気候

  • 比較的四季がある
  • 冬が長く以外と寒い
  • 雨が多い
  • 1日の中で寒暖差が激しい

パース↓

f:id:wakuwaku_takumiko:20180503093112p:plain

メルボルン↓

f:id:wakuwaku_takumiko:20180503092858p:plain

全体的にはメルボルンの方がパースより寒めです。冬もメルボルンの方が長いように感じられます。

パースは、晴れのときは気持ちいくらいピカーンと晴れ渡り、冬に当たる5、6、7月は比較的多く雨が降ります。パースの雨は結構しっかり降る印象です。

メルボルンは1日の中に四季があると云われるくらい1日の温度差が激しく、1日の中で寒暖差が20度を超えることも。朝はコートを着込んで昼間はTシャツで過ごす、ということはよくあります。また、小雨が降る日が多く、1日の中で晴れたり曇ったり雨が降ったり、と天気がめぐるましく変わります。

上は月の平均気温でしたが、こちらは、月の一番暑い日、寒い日に注目した表です。

パース↓

f:id:wakuwaku_takumiko:20180503093313p:plain

メルボルン↓

f:id:wakuwaku_takumiko:20180503092832p:plain

パースもメルボルンも、一年を通して過ごしやすい環境ではありますが、ときどき驚くほど暑く/寒くなることがあります。

両都市とも夏には40度を超える猛暑日があり、暑い日は45〜47ぐらいを記録することも。乾燥しているおかげで、蒸し蒸しする感じはあまりなく、猛暑といっても過ごしやすいですが、やはり昼間に太陽の下に出ると肌でジリジリと暑さを感じます。

オーストラリアといえば暖かいイメージがありますが、両都市とも冬は結構気温が下がります。特に、メルボルンは朝の冷え込みが激しいので、冬の滞在にはダウンコート等の防寒具を用意することをオススメします。

(上の情報はオーストラリアの天気サイトWeatherzoneから拝借しました)

どんな人が多い?

これはざっくりとした印象ですが、

パース→のんびりとした田舎暮らしが好き

メルボルン→リア充重視なシティーライフが好き

順に説明していきます。

パースは前述した通り、かなり田舎な雰囲気が漂っています。

CBDは小さく、ショッピングやカフェなどを楽しめる場所は限られています。目新しいものはあまり入ってこないので、シティーライフを楽しむという上では不向きです。(もちろん、ある程度のお店はありますが)

逆に、そういったエンターテイメントに重きをおかないので、どちらかというとセカセカと効率ばかり求めずに家族や友人との時間を大切にする、スローライフを求めている人が多い印象があります。

顕著だと思ったのは、スーパーが土日だと5時に閉まるところが多いんですが、誰も表立って不満を言わないところです。

もちろん、不満を言ったってどうしようもないのですが(笑)、不便かもしれないけれどスーパーは5時に閉まるもの、利便性を求めるよりも、土日くらいは働かずみんなでゆっくりしようという雰囲気があります。

私が出会ったワーホリの方にもそういった人が多く、ガツガツするよりは、「オーストラリアまで来たんだもん、ちょっとくらいゆっくりしたいよね〜」とその日その日を大事に過ごす人が多かったです。

(スカボロビーチ:政府サイトより)

 

メルボルンはやはり大都市だけあってモノの数も多いし、動きも激しい。街にはカフェやレストラン、ショップが立ち並び、入れ替えも激しいです。

美術館やギャラリーも多く、また、連日いろいろなイベントが開催されているので、外から入ってくる刺激も強い。

メルボルンにもビーチや落ち着いたカフェがたくさんあるのでゆったり過ごす感じもありますが、やはり新しいものや文化的な活動を好む人が多いので、毎日を何かで充実させたい人が多い印象があります。

メルボルンで出会ったワーホリの方にも自然派よりは都市派な人が多く、出かけ方としては芝生の上でゴロンと過ごすよりは、カフェ巡りをしたり、美味しいご飯を食べに行ったりするのが好きな人が多いんじゃないかと思います。

また、パースと比べると人口密度がかなり高く、大都市ならではのセカセカとした雰囲気もあります。人口増加にインフラが追いついていないので、満員電車、渋滞は日常茶飯事で、イライラした人も少なくありません。(特に車を運転しているとよくわかります)

日本で東京などの都市部に住んでいる人からすれば屁でもないかもしれませんが、人混みが嫌いな人だと疲れてしまうかもしれません。

 

また、人と出会うという話では、

メルボルンでは留学生やワーホリの人数も多いのでミートアップなどの友達を作る機会も盛んで、人と繋がりやすい環境です。

対してパースではそういった人と気軽に出会う機会が比較的少ないように感じます。(もちろん自分で動けば問題ありませんが)

仕事

最後にお仕事の話をしましょう。

ワーホリは渡航先でお金を稼いで生計を立てることを前提にやってくる人が多いので、気になる方も多いと思います。

ここではワーホリの多くが探すであろう、ウェイトレスやクリーナーなどのホスピタリティー系の仕事について比較してみます。

メルボルン

  • 仕事の数が多い
  • 競争率が高い
  • 最低賃金を守らないところも。。

パース

  • 競争率が低い
  • 最低賃金を守るお店が比較的多い

 

わかりやすいのでメルボルンから説明すると、

メルボルンは人が多いので圧倒的に仕事の数が多いです。求人掲示板を見ていても閲覧が追いつかないくらい、どんどん更新されています。

そして同じようにリクルーターも多いです。つまり競争率が高い。総体数が多いので、雇用の場ではどうしても店側が従業員を選ぶという傾向が強くなってしまいます。

その悪影響として低賃金で雇用しようとするお店が後を経たないのは事実。悲しいですが、英語の拙い外国人は悪い雇用者に利用されやすいです。

 

パースでは仕事の数は少ないですが、仕事を探している人数も少ないので、競争率は比較的低いと思います。

パースにも最低賃金を守っていない職場はいくつか見かけましたが、メルボルンほど価格崩壊は起こっていませんでした。

ただ、前述した通りお店自体が少ないので、特に冬の時期など業界がオフシーズンに渡航する場合は気をつけたほうがいいと思います。

おわりに

以上をざっくりまとめると、

メルボルン向けの人

  • ある程度都会が好き
  • ソーシャルに動きたい

パース向きの人

  • 田舎が好き
  • のんびりしたい
  • ちょっと不便でも大丈夫

という傾向があると言えます。

ということで、メルボルンに住んではいますが、人混みが嫌いで、田舎でのんびり暮らしたい私はパースのほうが好きだなと思っています。

 

ただ、もう一度念押しすると、都市の感じ方はその人のバックグラウンドや、都市の中でもどの側面をみるか、などが強く影響します。

これは私一個人の体験をもとにしていることを忘れずに参考にしてみてくださいね。