仕事

オーストラリア・ワーホリは稼げる??

こんにちは。メルボルンからワーホリ情報を発信しているtakumiko@kangaroo_days )です。

「オーストラリアは時給が高い」
「オーストラリア・ワーホリは日本の新卒よりも稼げる」

そんな話を聞いたことはありませんか?

以前ツイッターでこんなツイートをみました。

コメント欄には「就職やめて、オーストラリアいくぞ!」みたいなコメントがとても多かったです。

 

オーストラリアの時給が高いのは本当で、頑張ればそれなりの貯金を作ることができます。

しかしながら、全員が良い思いをして帰っているかと言われるとそうではありません。

正直、なんのスキルもない英語もぼちぼちしか話せない人が、誰でもできるような仕事で週4日働いて月40万稼ぐのは甘く見すぎていると思います。

(ついでに、現地就職だって簡単ではありません。)

今回は、私が実際に働いた経験を参考にしながら、オーストラリアワーホリは稼げるのか、考えてみました。

私の稼いだ総額

私は2016年1月から2年間、ワーキングホリデービザを利用してオーストラリアに滞在しました。

ワーホリ期間中の総収入は$6万6200ドル562万円(現在のレート$1=85円で計算)

税金で5500ドル差し引かれたので、手取りは6万700ドル, 516万円でした。

詳しくはこちらにまとめてあります。

ビザは2年ありましたが、働いた期間はトータル20ヶ月間。

単純に計算すると、1ヶ月28万円の給料で、手取りは25.8万円でした。

うーん、40万円には程遠い。。

私は移動も多く、いろいろな職を転々としてきたので一概には言えませんが、少なくとも週4日以上はきっちり働いていました。

もちろんお給料や1日の就労時間にもよりますが、感覚としては継続的にこの1.5倍近く稼ぐのはなかなか大変だなと思います。

週4日で月40万円稼ぐにはどれくらい働く?

簡単な計算になりますが、上のツイートのように週4日だけ働いて月40万の収入を出すにはどのくらい働くのか、考えてみました。

日本円の40万=4705ドルです。($1=85円で計算)

これを割って1週間に稼がなければならない額は

4705ドル÷30×7=1097ドル

週4しか働かないとなると、1日の給与は274ドル必要です。

自分の時給がいくらになるかによって働く時間数は変わりますが、

オーストラリアが定めるカジュアルワーカーの最低時給の$23.66で計算すると(2018年11月現在の時給です)、

1日の就労時間は11.5時間強になります。

不可能ではないですが、あまり現実的な数ではないですね。

現在はワーホリ税として15%引かれるので、手取りは34万円

もし手取りを40万にしようと思ったら1日に322ドル稼がなければいけないので13.5時間の就労が必要になります。

逆に週4と言わず、週6,7で働けば叶わない夢ではありません。(休みは無くなりますが。)

 

以上は私が一般的なワーホリが継続的に稼ぐことを想定したモデルケースです。

たとえば、

特殊なスキルを付けて最低時給以上にもらえる仕事につく(最低時給すらもらっていないワーホリが多いのが現実ですが)

ファームなど”短期間”で稼げるバイトを探す

オーストラリアドルが高い時に換金する

などすればたどり着けない額ではないと思います。

おわりに

稼ぐために大切になってくるのは、まず時給の悪いところで働かないこと。

上記では最低時給が23.66ドルとして計算しましたが、実際はそれ以下の時給で働いているワーホリが多いです。

こちらに時給のいい仕事をゲットするポイントをまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

 

また、まとまった貯金を作りたいと言う場合は、コンスタントに働ける職場を確保することも重要です。

稼げるといえば農業系の仕事が有名ですが、ファームでは天候や作物の時期によっては仕事が減る/なくなる、ということがよくあります。

レストランのような一見安定していそうな仕事でも、忙しくないから勤務時間を縮小されたり、もっと仕事のできる人にシフトを取られたり、急にクビになったりすることも。

仕事がなくなってもすぐに次の仕事を見つけられればいいのですが、そう易々と行くものではありません。一度間が開いてしまうと、その間の収入は0になります。

働く雰囲気というのは入ってみないとわからないですが、少人数で回している職場(ギリギリで回すのでシフトが減りにくい)や、オフィスワークなどシーズンなどに左右されない職種を選ぶと、比較的安定した収入が得られると思います。

 

他にも仕事関連の記事を書いているのでぜひ覗いてみてくださいね!

ではでは。

知らないと損する、オーストラリアで良い仕事をゲットするためにの10のこと(後編)

こんにちは!メルボルンからワーホリ情報を発信しているtakumiko(@kangaroodays717)です。

今回は、高時給(最低賃金を守っている)アルバイト・自分のやりたい仕事を掴み取る方法を10のステップに分けて書きました。

こちらはその後編です。

前編の内容

  1. 最低時給を知る
  2. 自分を正しくアピールできる履歴書を書く
  3. 時給が提示されているお店・オーストラリア人経営のお店を探す
  4. マネージャーに直接履歴書を手渡しする→その場で面接に持ち込む

ここから後編に続きます。

5メール本文にその都度適切な自分のアピール文章を書く

履歴書をドロップすることも一般的なやり方ですが、もっとピンポイントで狙えるのは、今実際に募集がかかっているお店にアプライすることです。

ひとたび募集が人目のつく場所に出てしまうと、競争率が上がるのは避けられません。Gumtreeやseek、日本の求人サイトなどでは毎日大量の求人情報が上がっています。

もし、その職場が自分の足で行ける範囲であれば、直接履歴書を渡しに行きくのがベストです。他の履歴書より早く見てもらえるし、対面することで書面以上のアピールができるからです。

職場が遠かったり、住所が公開されていない場合はメールでアプライするしかありません。

メールでのアプライだと、話しかける緊張もないですし、印刷した履歴書もいりません。家のパソコンからオーストラリア中の求人に応募でき、直接お店に行く時間も削減できるので、手当たり次第に数を打つことができます。

メールは気楽で簡単です。1日に何十件も送っていると、だんだんレイジーになって、定型分をコピペして、宛名を変えてポチ!となってしまいがちですが、ここで一工夫

毎日大量に来るメールの中で、わざわざメールを開いて、添付ファイルを開いて、ちゃんと見るというのは少し面倒なものです。採用者だって、一人一人をじっくり見るわけではありません。

以下、そんな中で自分の履歴書が目に止まるためにやっておきたいことです。

まず、メールの本文が空で、履歴書を送りつけるのは論外です。受取人の名前、自分がその仕事にとても興味があること、自分の名前は必ず入れましょう。ここはコピペでも構いません。(受取人の名前を間違えないように!)

次に、一つ一つの募集内容にしっかり目を通しましょう。募集によっては、いつから働けるのか、車は運転できるのか、ビザはどれくらい残っているのかなど特定の詳細をメール本文に書いて欲しいと要望があったりします。

これを見落とすと、担当者は、ちゃんと本文も読んでいない、誠意のない応募だと判断します。

最後に、募集内容本文を理解した上で、少しだけ、「どうしてその仕事がしたいのか」「自分がその職場でどのように貢献できるのか」考えてみてください。

採用者も誰でもいいわけではなく、やはりパッションのある良い人材を雇いたいです。

履歴書と重複してしまってでもいいので(丸写しはダメ)、自分を雇うとどんなメリットがあるのか、メール本文に載せることによって自分をよりアピールし、目に留まる時間を引き延ばしましょう。

メールひとつ取っても、自分をアピールする余地はたくさんあります。カバーレターほどたくさん書かなくていいので、少しだけ時間を使ってみてください。

6本命な職場にはカバーレターをつける

毎日毎日探して入れば、「これこそ私がやりたかった仕事だ!何としてでもやりたい!」と思うような魅力的な仕事に出会います。

自分がやりたいと思う仕事は、大概人気の仕事で、他の人だってなんとかして掴みたいと思っているはずです。競争率はかなり高いでしょう。

こういった本命の仕事に出会ったとき、求められていなくても、ぜひ付けて欲しいのがカバーレターです。

カバーレターとは「どうしてその仕事がやりたいのか」「自分がその職場でどのように貢献できるのか」を自分の今までの経験や前職での評価などを加味して信憑をもたせて書く、自己アピール文です。

一応、形式は決まっていますが、自分をアピールする内容の書き方は自由です。

分量が多いですし、少しでも良く書きたいと考えるので、書くのには少し時間がかかります。

しかし、ちゃんと書けていると採用者に良い印象を与えれます。また、押し付けがましくなく、自分のアドバンテージを見せることができます。長く書くことで自分の為人も伝えることができます。

1枚書いて見ると、どこが自分の長所で、どのようにアピールできるのか分かってくるので、ぜひ一度書いて見てください。

7 返答を待たず、探し続ける

海外で仕事探しを始めて一番最初に驚いたのが、反応のなさです。

日本では、求人に応募すると、「応募ありがとうございました」と定型文が返ってきて受領されたことがわかりますし、落ちた場合でも連絡をくれたり、事前に返信の期限をもらえたりしてとても親切ですよね?

オーストラリアでは基本的に応募への返答はありません。相手に採用の意思がある場合のみメールや電話でコンタクトがあります。これは失礼というわけではなく、オーストラリアのスタイルなのです。(たぶん、日本が親切すぎる)

だから、返答を待っていてはいけません。待たずにどんどんアプライし続ける必要があります。

日本では、第一志望にまずアプライ、ダメだったら第二志望へと順番に選びながら仕事を探しますが、オーストラリアの場合、まず選ぶのではなく、(もちろん働いてもいいと思う職へ)数をどんどん打って、返答があった中から選ぶ、というのが効率よく仕事を見つける鍵です。

ここからは働き出してからのお話です。

8働く条件が当初と違った場合、すぐに転職先を探す/転職する

ジョブハンティングも落ち着き、希望したところ、まあ悪くはない職場をゲットしたとします。

しかし、実際に働いて見ると思っていた仕事と違がったり、最初に提示された給与と違ったり、思ったほど日数が働けなかったり、ということはよくあります。

ワーホリの私たちの雇用形態は基本的にカジュアルです。(まれにパートタイムで採用されることもあるので確認してみてください。)

カジュアルとは、雇用主と労働者間に契約がなく、いつクビにしても法律上問題はないし、いきなり「今日は暇だからあなた休みで!」と言われても労働者は文句は言えません。収入が不安定な代わりに、時給が高く設定されています。

この不安定さと自由さは、労働者側も同じです。急に辞めてもいいし、休んでも雇用形態上問題はありません。(もちろん、印象は悪いですし、迷惑がかかります。)

つまり、もし自分の思い描いたものと現実が違った場合、辞めたっていいのです。限られたオーストラリア生活、嫌な思いを我慢し続ける必要はありません。

日本的な考えだと、仕事を自分の個人的な都合で辞めることは悪いことだと思う人も多いと思いますが、自分の人生、何しにオーストラリアまで来たのか考えてみてください。できるだけ、ハッピーでいたいはずです。

次の仕事が見つかっていないと経済的にも精神的にも不安になるので、できれば次の職場を見つけてから辞めることをお勧めします。(もちろん、我慢ならないほど状況がひどければ、その日に辞めてしまっても良いと思います。)

また、辞めることを申し訳なく思ったり、辞めるとしても良い関係をキープしたいならば2週間くらいの猶予を持って辞めると良いです。

*また、良好な関係を持ってやめれば次の仕事を探すときのレファレンス(推薦)をしてくれるかもしれません。オーストラリアに後ろ盾のない私たち外国人は、このようにして自分の信頼を作っておくことも大切です。

9自分の働きをアピールし、時給アップの交渉をする

最低時給は法律上守られるべき最低ラインですが、最低ということは、それ以上にすることができるということです。

自分の働きに自信があり、自分がお店の運営に大きく貢献していると思うならば、ぜひ時給アップを交渉してみましょう。

例えば、他の従業員よりも早く動く。レストランなどであれば、積極的におかわりのドリンクのオーダーを取って来て売り上げに貢献するなど、交渉する余地はたくさんあります。

時給が上がるということは自分の中でも働くモチベーションを上げる材料になります。

また、交渉して上げてもらえなくても自分に向上心があることを経営者側に伝えることができ、自分の働きを見てもらえるきっかけになります。

自分自身の価値を高めるため、ぜひトライしてみてください。

10 向上心を持ち続け、めげない強い心を持つ

最後は、少し仕事探しのtipsから離れますが、仕事探しに対するモチベーションの話です。

私自身、オーストラリアに来たての頃、思ったように職探しが上手くいかず、四苦八苦した日々がありました。上で色々と偉そうに述べましたが、最初から上手くいったわけではありません。

自分のお財布の底を見ながら「これはヤバイな、そろそろ決まらないとここで生きていけない。。」と焦ったこともあります。

仕事探しは運もありますが、運だけではありません。努力が必要です。

できる限り時間を割いて、ウェブサイトをこまめにチェックしたり、もっと広い範囲に履歴書を配り歩いたり、良い履歴書にアップデートしたり、もっと印象良く店員さんに声をかける方法を考えたり、英語力を磨いたり、スキルをつけたり。

どうやったらより良くアピールできるのか、自分で考えて、試行錯誤を続けていれば、必ず、思い描いていた仕事に近づけます。

正直にいうと、仕事が決まらない日々は辛いです。「私はどこからも欲されない、何もできない人間なのかな?」と思ったりもしました。

でも諦めたらそこでおわりです。せっかくオーストラリアまで来たんだから!と自分を奮い立たせましょう。やってみないと、未来は変わりません。

以上、オーストラリアで良い仕事を掴むための10のことでした。

他にもワーホリ関連の記事を書いているので、ぜひ読んでみてください!

知らないと損する,オーストラリアで良い仕事をゲットするための10のこと(前編)

こんにちは。takumiko@kangaroodays717 )です。

ワーキングホリデーを始めるにあたって、不安に思うのは仕事とお金

「行って実際に仕事があるのか?」

「ちゃんと稼げるのか?」

英語や海外での体験も大切ですが、働いてお金を稼いで帰ることをベースにしてワーキングホリデーの1年間を思い描く方も多いので、仕事探しはかなり重要な問題ですね。

安心してください。仕事は”選ばなければ”必ずあります。

どこかしらに空いている仕事はあるので、「働く」ことにフォーカスすれば、ないことは絶対にありません。

ただ、そういう仕事には低賃金で重労働。時には、つまらなく、汚い仕事かもしれない。場所だって気に入ったところでは働けないかもしれません。

”選ばなければ”ということはそういう意味です。

来る前には、

「ローカルのレストランで同僚はみんな非日本人。英語環境に浸りながら、海外を感じて働きたい」

「カフェでバリスタしながらお客さんとおしゃべりして働きたい」

など、夢を持ってオーストラリアにやって来る人も多いと思います。

もちろん、運が良ければ、経験と実力が伴っていれば、思い描いた夢は現実になって、充実したオーストラリアライフを送れます。

しかし、現実は、甘んじて日本食レストランで低賃金の長時間労働。もっと自由でストレスフリーな生活を求めてやってきたはずなのに、あれ?気づけば日本でやっていたことと変わりがない?

英語が流暢に喋れないから。海外での経験が浅いから。色々理由はありますが、一番大きな理由は自分をアピールする力が足りないからだと思います。

今回は、高時給(最低賃金を守っている)アルバイト・自分のやりたい仕事を掴み取る方法を10のステップに分けて書きました。

(長いので前編と後編に分けました。こちらは前編です。)

これからオーストラリアで働く方、もう現地で働いているけれども現状に満足していない方、ぜひ参考にして見てください。

1 最低時給を知る

オーストラリア全土のカジュアル採用の最低時給は23.66ドルです。(詳しい情報はこちら)

*オーストラリアの最低時給は年々上がっています。ここで書く時給は2018年11月現在のものです。

*21歳以下の方は最低時給が異なります。また職種によって最低時給が22.86よりも高くなることがあります。

また、最低時給は職業分野によって分かれていて、ワーホリが働くであろうホスピタリティー分野のウェイトレスやキッチンハンド、クリーナーなどは23.66ドルが最低と規定されています。

「あれ、18ドルとかじゃないの?」という方も多いのではないのでしょうか?

実際にそう書いているブロガーも多いですが、それは間違った情報です。

*121歳以下の方は年齢によって異なります。また雇用形態によっては18もありえない数字ではないですが、あくまで”カジュアル”で雇用され、特殊な条件がついていない場合、この時給は違法です。

心配な方は是非オーストラリア政府の公式ウェブサイトをチェックしてみてください。

一例として、ホスピタリティー部門カジュアル採用の一覧を載せておきます。ぜひ開いて見てみてください。

(アワードによって詳細は異なります。こちらはHospitality Industry (General) Award 2010 [MA000009]から抜粋しました)

「でも実際に12ドルから18ドルぐらいの低賃金で働いてるよ?」という方、それは違法賃金です。*1

残念ながら、どこにでも悪いことをしようと企んでいる人は多いです。オーストラリアに来たばかりで右も左も分からない外国人には最低賃金なんて知りません。

17、18ドルを提示して来るお店では、よくカジュアルとパートタイムをごちゃごちゃにして、あたかも正規の最低賃金かのように言い張る所が多いです。

また、英語が拙いことから、「働ければ低賃金でもなんでもいい!」という人も多く、違法ながらどんどん賃金を下げて来る雇用者が後を絶ちません。

仕事を始める前に、自分がいくら貰う権利があるのか知っておきましょう。 参考 オーストラリアの最低時給は23.66ドルですカンガルーデイズ

2 自分を正しくアピールできる履歴書を作る

皆さんは、どうやって履歴書を作りましたか?ネット上に転がっている履歴書をコピペして、名前を自分に変えて、ちょっといじって。。なんてしてないですよね?

オーストラリアの履歴書はフリースタイルです。日本のように型があって、型取りに記入して、なんてことはしなくていいです。

自由が故、自分で一から作るのは難しいところがありますが、逆に言うと、なんでも好きなことを書いていい。自分を魅力的に見せるための方法がいくらでもあるということ。

私がお勧めする書き方をワーホリのための世界一わかりやすい英語履歴書で詳細に説明しました。

この書き方にしてから、返答率は100%、即日で仕事が決まるようになりました。

履歴書で大事なのは、自分をいかにアピールして、目立たせるか。何十枚も送られて来る中から目に留まるためには工夫が必要です。

一時期、履歴書を受け取る側にいたのですが、「本当にこれで採用されると思っているのか?」と思うほど手抜きで、乱暴な履歴書が多かったです。

逆にいうと、みんなが適当にしているからこそチャンスなのです。

かしこく自分をアピールして、返答率を上げましょう。 参考 ワーホリのための世界一わかりやすい英語履歴書の書き方カンガルーデイズ

3 時給が提示されている職場・オーストラリア人経営のお店を探す

さあ、最強の履歴書も用意できた。次は職探しですね。

しかし、ワーホリを上手く使って経費を抑えてやろう、と企んでいる雇用側は多いものです。

時給12ドルなどの超違法賃金がまかり通っているのには大きく分けて2つ理由があります。

1つ目は、今述べたようにワーホリを利用して低賃金で従業員を雇おうとする雇用主がいること。悲しいですが、日本人経営者の中にも多いです。無知なワーホリはずる賢い雇用者には絶好のカモなのです。特に、非オーストラリア人経営のお店で非常に多いです。

2つ目は、そんな低賃金でもいいから働きたい!という、働き手がいることです。ひどい賃金を提示されてもニコニコ働いてしまう人がいるから、雇用者側もつけあがってどんどん価格を下げて来ます。

どんな仕事をしようとその人の勝手ではありますが、自分が低賃金の悪い流れに加担して居ることを知っておいたほうが良いです。

さて、こういった事情で賃金崩壊が起こっていますが、ちゃんとした時給をもらってハッピーに働きたいなら、簡単な話、そんな所では働かなければいいだけです。

今回は、時間を無駄にせず、効率的に良い職場を探す方法を説明します。(良い職場というのは、時給がいいという意味です。環境の良い悪いは実際に働いて見ないとわかりません。)

まず、第一に分かりやすいのは募集内容に時給をきちんと提示しているお店

堂々と「時給13ドルスタート」なんて書いてあるバカみたいなところも度々見かけますが、23.66ドル以下を提示された場合、基本的に違法賃金=オーナーはワーホリを利用している、と疑ったほうが良いでしょう。*1

稀にカジュアルではなくパートタイムで採用しますよ、と言われた場合、病欠や有給はきちんと出るのか、最低労働時間数などの規定はあるのか、確認して見てください。

また、募集内容に書いていなくても、面接に行く前に問い合わせすることをオススメします。聞くこと自体は問題ないので、面接に使う時間を無駄にしないためにも事前に確認すると良いでしょう。

次に狙い目なのは、オーストラリア人経営またはオーストラリア人従業員の多い店。オーストラリア人にも色んな見た目の人がいるので分かりづらいと思いますが、話し方などで判断できるかもしれません。

オーストラリア人はオーストラリアの働き方や法律をきちんと理解しています。犯罪に加担したくないと言う思いもあります。反対に外国人経営者は自分の国のやり方や基準を持ち込んで、やりたい放題している場合が多いです。

一度だけ、マレーシア系オーストラリア人が経営する日本食レストランで最初時給15ドル、のちに18ドルで働いていたことがあります。オーナーはお金が大好きで、最低賃金以下でも働くワーホリを雇いたがっていました。

その職場での経験から、一概にオーストラリア人は雇用にクリーンだとは言い切れませんが、他の4つほど働いたオーストラリア人経営のお店では、基本的におおらかで、最低賃金はもちろん守っていました。

ちゃんとした時給をもらっていないと、いくら好きな職場とは言え、不満は積もるものです。

18ドルで働いていたときも、同僚と来るお客さんは大好きなのに、「一時間に5ドルもあの憎っくきオーナーに取られているのか!」とイライラしたものです。

このような職場ではどうしたって、フェアな関係性ではありません。問題は必ず起きます。法律を守らない人が良い人間であることは少ないでしょう。

少し話は逸れますが、きちんとした職場で働く場合、給与に上乗せする形で給与の9%分のsuperaniation(スーパーアニエーション)というものがもらえます。

これは日本の年金に当たるもので、雇用主が給与とは別に年金会社に積み立てをします。全額ではないですか帰国時に返還を求めることもできます。これも、最低時給と同じように労働者が受け取るべきものです。

このスーパーアニエーションを払いたくない、税金も払いたくない、正規の賃金も払いたくない。こんな経営側の汚い理由でキャッシュジョブ(政府を通さず給与を手渡しする方法)をオファーされることがあります。

しかし、キャッシュジョブ自体は違法行為です。(働く側も違法行為です!)

トラブルを避けるためにも、キャッシュジョブをオファーされた場合は、合法な雇用をしてもらえるように掛け合うことをオススメします。 参考 キャッシュジョブをしている人に聞いてほしい話カンガルーデイズ

次は実際に仕事を探す際、良い返答をより効率的にもらうためのTipsです。

4マネージャーに直接履歴書を手渡しする→その場で面接に持ち込む

シャイな日本人には難関ですが、オーストラリアでは直接お店に行ってスタッフを募集しているか聞きに行く、というのが結構一般的なアルバイト探しの仕方です。

街ではよく、履歴書片手に街をうろうろしているジョブハンターの姿を見かけます。

まずお店に入ったら暇そうな店員さんを見つけ、「今仕事を探してるんですが〜」と話しかけます。

履歴書を持っているかどうか聞きかれて、渡し、「じゃあ一応貰っておくね、募集がかかったらまた連絡します」というのが基本的な流れです。

しかしながら、実際にたくさんの履歴書を配っても、返答があるのはごくごく一部

いつ次の募集がかかるか分からないですし、受け取られたものの、履歴書すら採用担当者に届かず、捨てられ、誰にも読まれないことも多いです。

履歴書を直接渡しに行くメリットは、募集がかかる前に「今ちょうど募集かけるところだったんだよ」とタイミングよく話を持っていけることです。

一度、ネット上に募集が出てしまうと、他のジョブハンターの目にも止まるので、競争率は一気に上がります。

他の人と比べられてしまうと、やはり経験がある人、スキル(英語力や仕事に役立つ何か)がある人に負けてしまいます。だから募集が出る前が狙い目

ここで一番気をつけたいのが、せっかくのチャンスを履歴書を渡すだけにしないということです。

折角、自分だけしか履歴書を渡していない、しかももうすぐ募集をかけるという状況でも、読まれる前に履歴書が捨てられてしまっては意味がありません。

紙一枚渡すだけであっても、自分の存在をアピールすることが大切です。

履歴書を手渡しする際は、簡単に渡して、「はい、終わり」ではなく、まず、店員さんにマネージャーが居るかどうか聞いて見ましょう。

直接渡したいことを伝えると、呼んできてくれたり、「何時にいるから戻っておいで」とアドバイスをくれます。

マネージャーに直接渡すメリットは多大です。

やはり、履歴書も大事ですが、所詮は紙切れです。実際に会って、顔を見ながら話すことには優りません。紙の上では伝わらない好印象を与えることによって、お店に落とされる他の履歴書と差をつけることができます。

また、実際に募集していれば、マネージャーと話すことが面接の代わりになって、その場で今からトライアルになることもあります。(お店に履歴書を落としに行く際はいつでも働ける格好で!)

配り歩く際、履歴書を何十枚も落とすのは普通のことですが、紙代だってバカにならないですし、時間もかかります。

「ここで働きたい!」と強く思ったときは、少し粘ってでも、マネージャーに直接渡すようにすると、やりたい仕事ができる可能性はかなり上がります。

長くなってしまったので、残りの5~10は後編に譲ります。

キャッシュジョブをしている人に聞いてほしい話

こんにちは。takumiko@kangaroodays717)です。

今回はキャッシュジョブについてお話しします。

キャッシュジョブとは?

キャッシュジョブとは英語でcash in handと呼ばれる給与の支払い方です。給与を現金で支払うことによって政府に払う税金などをごまかすやり方です。

2018年8月現在、ワーキングホリデー利用者は給与の15%を税金として収めることが義務付けられています。しかし、給与を現金で支払うと働いている証拠が隠蔽できるので、オーストラリア政府が税を徴収できない、ということが起こります。

キャッシュジョブでは最低賃金以下の給与が提示され、雇用側は安く従業員を雇えてラッキー、働く側も税金を払わなくて済んでラッキーとwinwinなことが多いです。(ものすごく安い賃金を提示して、雇用主側が一方的に得する場合もありますが)

また、学生は週に20時間までなど就労時間に制限があります。キャッシュジョブなら何時間働いてもばれることがないから、と制限以上に働きたい学生がキャッシュジョブを好んで探すということもあります。

キャッシュジョブをしている人、ちょっと待って!

ワーホリの中にもキャッシュジョブをしている人がたくさんいると思います。

税金などめんどくさい手続きも必要ないし、とりあえずお金が稼げればなんでもいい、とあまり深く考えずにキャッシュジョブをしてる人もいるのではないでしょうか?

しかし、ちょっと待ってください。

キャッシュジョブは違法行為ですよ!

現金で給与が手渡しされている場合でもちゃんと税金を払っていれば問題はありません。

しかし、手渡しすることによって税金をごまかしているなら、それは明らかな脱税です。

「私はキャッシュジョブなんてしたくないんだけど、たまたま働いているお店がお給料を手渡しするタイプのお店だったから、、」と思っている方は、そのお店で働くことによって自分も脱税に加担していることを自覚したほうがいいです。

また、お給料を現金で手渡しし、給与明細などを発行しないということは、その職場で自分が働いている証拠が残らないということです。

万が一お給料が支払われなくてトラブルになった場合、働いた証拠がなし、自分も違法行為をしているから、公に文句を言うことができないかもしれません。

職場で大きな怪我をしても、そこの従業員である証明ができないから会社側に責任を問うことはできないかもしれません。

どこかで自分が就労をしていること(または収入があること)を証明しなければならなくなったとき、働いてるけれど公に言えないから証明できない、と困るかもしれません。

キャッシュジョブをしている方はこのようなトラブルが起こりうることを理解していますか?

働くならば、正規の方法でちゃんとした給与をもらって、ちゃんと税金も収めて、の方が絶対に良い!

次項ではトラブルを避けるためにキャッシュジョブから抜け出す方法について説明します。

キャッシュジョブから抜け出す方法

まず手っ取り早いのは雇用主に掛け合ってみることです。

雇用する場合は、労働者のタックスファイルナンバー等を登録して、きちんと税金やスーパーアニエイションを収めることが当たり前です。

その当たり前のことをしてほしい、そう掛け合ってみましょう。

しかし、会社側が素直に認めるとは限りません。違法行為であることは自覚した上で経費を削減したいからキャッシュジョブを採用している可能性が高いからです。

「キャッシュジョブで働きたいたくないのなら、他の場所で働け」と言われるかもしれません。

こうなった場合は、自分では解決できないのでフェアワークスに助けを求めましょう。

フェアワークスとは賃金や労働条件に関してサポートしてくれるオーストラリア政府の機関です。

オフィシャルページでは自分の働く権利や賃金を調べたり、トラブルに巻き込まれたときの対処法などが閲覧できます。また問い合わせからは日本語で相談することもできます。

「でも自分もキャッシュで給与を受け取っていたから罪に問われるんじゃない?」と心配する方もいると思います。

この件について、フェアワークスの日本語ページにはこのように記載されています。

あなたがビザの規定に違反して就労していたとしても、あなたには最低賃金を受け取る権利があります。 オーストラリア移民・国境警備省(Department of Immigration and Border Protection – DIBP)と当機関の間の取り決めにより、一時ビザ滞在者が当機関に助けを求めてきた場合、そのビザはキャンセルされません。ただし、その人が以下の条件を満たしている必要があります。

  • 就労が許されるビザを保持している。
  • 職場で搾取されてきたと本人が考えている。
  • 労働条件について当機関に既に報告している。
  • 当機関の調査に協力している。上記の措置は以下を条件に適用されます。
  • 今後、ビザの条件を守る。
  • ビザがキャンセルされるべき他の理由がない(国家安全保障、人格、健康、詐欺に関わる理由など)。

(フェアワークス・オフィシャルサイト、職場の問題より引用)

また、個人情報などが気になる方は匿名でも通報することもできます。(詳しくはこちら

おわりに

話し合いをしたり通報することは少し勇気のいることかもしれません。

しかし、行動しないと変わらないのは事実です。

もし「ひとりではちょっと不安」という方がいらっしゃればカンガルーデイズがお手伝いします。(後に問題解決の過程などを名前や店の詳細などは伏せて他のみなさんにシェアさせていただきたいです)

問合せかツイッターからお気軽にご相談ください。

キャッシュジョブについて知っておきたいこと

現金バイトとは?

現金で給料をもらっているのに、税務当局に申告しない仕事のことです。他の人は、政府に納めた税金をごまかすための方法だと表現しています。

例えば、カンガルーデイズで1日働いていて、一瞬で給料を受け取ったとしたら、それはキャッシュジョブと呼ばれています。

現金バイトの場合、給料は最低賃金を下回るのが普通です。現金バイトをしている人のほとんどは、期間限定のアルバイトをしている学生です。

しかし、現金バイトを受けることは誰にでもおすすめできることではありません。なぜなら、違法行為だからです。しかし、他に選択肢がないのであれば、きちんと税金を払っているかどうかを確認しておきましょう。

現金バイトから抜け出すには 

現金の仕事から抜け出すには、雇用主に相談するのが一番の方法です。しかし、雇い主が離職させたくない場合は、役所に届け出ることができます。

また、現金の仕事かどうかを簡単に見分けることができる場合もあります。それは、雇用主が会社の従業員としてタックスファイル番号を登録することを教えてくれなかったり、教えてくれなかったりする場合です。

オーストラリアには、この種の問題を扱う政府機関があります。彼らはまた、あなたが受け取るべき適切な賃金や適切な労働条件について教えてくれます。

あなたがオーストラリアで働く外国人の場合、雇用主を相手に訴訟を起こすために必要なガイドラインをご紹介します。

  • 就労許可のあるビザをお持ちの方 
  • 仕事で搾取される 
  • 現在、お仕事先で報告しています。

知っておくべきこと 

現金で支払う場合と現金で支払う場合の違い 

キャッシュ・イン・ハンドとは、雇用主が、公休日割やその他のボーナスなどの資格を回避するために、現金で支払うことを指す言葉です。また、給与の支払いを受けることもありません。

一方、現金で支払われるということは、税務当局のルールの範囲内で給与を受け取っているということです。

言わずと知れた 

もし誰かに現金手渡しの仕事を勧められたら、断ることは何も悪いことではありません。もし、雇用主が税金をごまかしたり、会社の経費を減らすための口実として、現金手渡しの仕事であなたを利用しようとしているように感じたら、電子銀行振込かEBTで支払うように頼んでみましょう。このようにして、取引が記録されます。

保険に入っていない 

現金手渡しの仕事をしている場合は、仕事中に何かあった場合には、会社が負担してくれないので注意しましょう。医療費の援助をしてくれないということです。

手取り収入を申告する

どうしても現金収入がないと困る場合は、センターリンクで申告しましょう。申告しないと決めてしまうのはよくありません。

しかし、希望を失わずに、自分に合った仕事がすぐに見つかるはずです。